毎日、寒いですねー。
寒いと悲しくなりませんか? 私は、久しぶりに泣きながら夜の街を歩きました。 今週は、連日のように忘年会&クリスマス会です。 今回は、大学のサークル仲間が大勢集まって、同窓会のようなクリスマス会。 先輩や後輩も来たので、卒業以来ずっと会っていなかった懐かしい人に会えて嬉しかった。 でも、 「よう!久しぶり~。」と、声をかけてきた先輩が 「アイツにさー、うっかりこの会のことをしゃべったら、来たいっていうから・・・。」 そう言う先輩の視線の先には、元彼が立っていた。 『なんで?』と一瞬動揺したけど、「もう、過去のことですよー。」と、笑顔で答えてしまった。 彼がこの会に来た目的は、すぐにわかりました。 一番遠い席から、私を見つめる彼の視線を感じ、何回も目が合ってしまったんです。 一次会の店を出て、二次会に移動するどさくさにまぎれて、私は一人で駅の方に向かいました。 今の彼と「二次会には行かない。早く帰るつもりよ。」って約束していたんです。 赤信号で立ち止まった交差点で、後ろから肩をたたかれ、振り返ると元彼がいました。 「もうオレのことは、忘れたのか?」 「・・・。」 「あの日、オマエと別れたのは間違いだった。」 その言葉を聞いた瞬間、街がモノクロになった。 『今さら、何を言ってるの?』そう言いたかったけど、 「彼女と結婚したんでしょ。」 「結婚は、した。だけど、」 その先の言葉は、聞きたくなかった。彼の言葉をさえぎるように 「私は、あなたがいなくてもちゃんと一人で生きてきた。」そう強く言って、彼の手を振り払い急ぎ足で交差点を渡った。 振り返らない。 絶対に振り返らない。 一気に地下鉄の階段を駆け降り、改札を通った時、ほっとして大きく息をはいた。 冷たい頬を温かい涙が伝わり落ちるのを感じてた。 元彼は、先輩の友人でいつも私たちのサークルの飲み会になぜか参加していた。 私たちは、この飲み会で知り合って付き合い始めたんです。 私の学生時代の思い出の半分は、彼と一緒だった。 付き合って3年、私が卒業を目前に控えた頃、 彼が突然別れを切り出した。 「幸せにしてやりたいと思う女ができた。」 呆然としている私に「オマエは、オレがいなくても一人で生きていけるだろう。」 そう言って、私を置き去りにして立ち去った。 私は、彼から別れを告げられたあの日、うーんと泣いたし、 「私だって、あなたがいなければ生きていけない!」って、どうして彼に泣いてすがれなかったのか後悔した。 もしかしたら、彼が戻って来てくれるんじゃないかと、彼と別れたあの場所で彼を待ち続けたこともあった。本当に本当に大好きだった。 でも、わかっちゃった。 彼の言うとおりでした。 私は、彼がいなくてもちゃんと生きていける。 そして、この恋からあることを学んだの。 「時には、弱いところを見せないとカワイイ女と思われない。」 急いで帰って、家の電話から今の彼の携帯に電話した。 「けっこう早く帰ってきたね。楽しかった?」 「そうねー。懐かしかった。でも、あなたがいないからちょっぴりつまんなかった。」 「そうか。そうか。オレがいないとダメか。じゃあ、明日忘年会が終わったら会いに行くよ。」 やったー! 二度と“一人でも生きていける女”と、言われないための ここぞという時の決めセリフ、 「私は、あなたがいないと楽しく生きていけないの。 だから、ずっと私のそばにいてね。」
by salakjus
| 2005-12-22 09:50
| 徒然
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