お金の話ついでに、日本人にとって慣れないチップの習慣も頭の痛い話ですよね。
これは、あくまでも私の個人的な考え方ですが、 ホテルやレストランでは、料金にサービス料が加算されている場合は、基本的にチップを支払う必要はないと思います。 だって、“サービス料”とはイコール“チップ”のことでしょ。 高いホテル程サービス料も多く取っているんだから、堂々としていればいいんです。 もちろん、“特別な事”を頼んだ場合は、別です。 例えば、ホテルで「アイスキューブを持ってきてください。」や「クリーニングを取りに来てください。」程度ならチップの必要は、ないでしょう。 トランクも1、2個程度の場合は、チップを渡さなくてもかまいませんが、やたら重い場合(タクシーから降ろすのが大変なくらい)は、チップを渡した方がいいでしょう。 部屋の掃除も通常のベッドメイキング(夜のターンダウンサービス)なら必要ないですが、「ちょっと、散らかし過ぎかな。テーブルの上のグラスとかも片付けてほしいしー。」と思ったらチップをシーツと枕の間に見えやすいように置いておきます。 そして、チップの額の目安ですが、 「その国のミネラルウォーターや缶ジュースが買える額がちょうどいい。」と、聞いたことがあります。 ただし、高級なホテルやレストランの場合は、もう少し多目がいいらしいです。 つまり、「チェッ、これじゃあ水も買えないよ。」と思われたら喜ばれないし、逆に多すぎても「???」。 最近、チップに慣れない日本人が大盤振る舞いして、逆にヒンシュクかってることが多いみたいですね。 バリの場合は、缶コーラが3,000ルピアくらいだから中級以上のホテルに宿泊するなら5,000ルピア渡せば、「サンキュー」って言ってもらえると思います。 また、ヴィラに宿泊して、エレベーターではなく、階段を『エイヤ、コラショ、ヨッコラショ。』って、担いでトランクを運んで来てくれた場合は、1万ルピアくらい渡します。 でもね、そんなチップのやり取りよりもバリの大好きなホテルのスタッフ達は、私たちとコミュニケーションをとって、ゲスト一人一人が心からバリ島での日々を楽しんでくれることを望んでいます。 今までバリで出合った全てのスタッフ達のホスピタリティの良さが、私の心を再びバリへと向かわせるのだと思います。
by salakjus
| 2005-08-09 21:09
| バリの思い出
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